時事ネタ

デジタルセラピューティクス

こんにちは😃
勉強するにもお金がかかるな~と思っている薬剤師の岩出です。
来年の目標を変更しよう(笑)
今年はブログの毎日更新を頑張ります❗️

 

「デジタルセラピューティクス(DTx)」という言葉を知っていますか?
言葉からおおよその意味は分かると思いますが、デジタルソフトウェア(AIやVRなど)を使って治療を行うことです。

本日は、「デジタルセラピューティクス(DTx)」について書きたいと思います。

デジタル薬

以前に、デジタル薬 どうやって関わりますか?というブログを書きました。(よければお読みください!)

日本で初めて薬事承認を受けた禁煙治療のデジタル薬です。
ニコチン依存症では、身体的依存と心理的依存が存在し、この医療者が介入しにくい心理的依存をターゲットに開発されました。

それ以外にも、治療にビデオゲームでご紹介した、子供のADHDの治療のために開発されたTVゲームもあります。

このように、デジタルソフトウェアを使ったデジタル薬の開発が進み、大手の製薬会社も開発を進めているようです。

私が考える理由として、医薬品の飽和があると思います。
血圧や糖尿病など、慢性疾患の治療薬は沢山の種類の医薬品が沢山の医薬品メーカーから出ています。
対象患者さんも多いですが、今後、革新的な薬は出にくいと思います。
それもあり、現在は新たな市場として希少疾病の治療薬が出てきていると思います。

一番の大きな理由は、医薬品の開発費です。
ご存知のように、医薬品の開発には何千億もの開発費がかかります。
デジタル薬では、1/10~1/100の費用で開発できるようです(下図)

 

うつ病患者対象のデジタル薬

今回発表されたのはうつ病のデジタル薬で、認知行動療法をベースにした「認知行動療法VR」です。

認知行動療法の中で、対話で自分の行動を客観的に学習(認知)させ、行動変容を促す方法があるようですが、場面イメージの齟齬や、セラピストのスキルへの依存などの課題があったようです。

そこで、セラピーの中で行う考え方や場面の説明をVR化し、VRで様々な出来事や状況を当事者体験することで、場面イメージの齟齬を無くし、短時間で質の統一されたセラピーの実現を可能にしたようです。

VRゴーグルをかけた患者に自然の風景や趣味などの映像を見せ、前向きな感情を呼び起こすようです。
研究では、認知行動療法VRで砂浜を見た患者が、後日実際に海に出かけたという事例もあるようです。

百聞は一見にしかずではないですが、イメージをビジュアルとして見ることができる点は、会話より優れていると思います。

飲む薬だけではなく、様々な点から治療にアプローチできるようになることは良いことだと思います。

いつか、デジタル薬剤師なんてできるんでしょうかね笑

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

 

<参考資料>
治療にビデオゲームVRとAIによるうつ病などの精神疾患を対象としたデジタル診断・治療法の開発が、東京都の創薬・医療系ベンチャー育成支援プログラム「Blockbuster TOKYO」に選出!

 

 

お知らせ

◆研修会のご案内◆

まだ参加募集しております!

日 程:2020年10月31日(土)
テーマ:薬剤師さん!その食事指導まちがってます
時 間:17:00~19:00(19時完全終了)
場 所:大阪府大阪市北区梅田2-5-13桜橋第一ビル303
講 師:家辺 先生(管理栄養士)
参加費:1,000円
定 員:25名
※日本薬剤師研修センター
受講シール1単位” 取得研修会

参加登録はこちらから👇

 

 

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