保険薬局関係

後発医薬品使用体制加算 廃止議論

こんにちは😃

ブログのサーバーを変更するために、移行先のサーバー会社が提供するソフトで移行しようとしたらダメでした😩
結局、手動で移行操作をしないといけないらしく、操作マニュアルを提示されましたが
「プログラムのド素人(というか分からん)に、こんな操作できるかぁ~😩」
薬剤師の”わ”の岩出です❗️

ブログのサーバー移行は一旦休憩して、ブログを書きます!

 

財務省の「予算執行調査」

本日は、薬剤師界隈(かいわい)のTwitterで議論されている、後発医薬品使用体制加算の廃止議論について書きたいと思います。

後発医薬品使用体制加算の廃止議論が出たのは、財務省が行った「予算執行調査」のイチ事案の結果からです。
予算執行調査では、他にもたくさんの事案で調査が行われています。

今回、なぜ後発医薬品使用体制加算の廃止議論になったのか?
財務省が行った(発表した)調査結果と、それに対する財務省の考えについてご紹介します。

 

①現行の加算の制度では機能しない

薬剤師の方はご存じだと思いますが、後発医薬品については、令和2年9月における政府目標である使用割合80%に対して、実績は78.3%と目標には到達していません。

なので、令和5年度末までに後発医薬品の使用割合を、全ての都道府県で80%以上とする新たな目標が設定されました。
そして、この新目標との関係を踏まえた後発医薬品調剤体制加算等の見直しの検討…等、更なる使用促進を図る。とあります。

つまり、新目標達成のために、使用促進を図るために、後発医薬品調剤体制加算等を引き続きやっていきますよ~ってことだと思っています😅

この点に対して、「ちょっと待てよ~」という財務省の意見は以下のようなものです。

使用割合の平均が78.3%である中、使用割合75%以上の保険薬局に加算を認めている。
使用割合75%以上の薬局で加算が算定できますが、すでに平均値が75%以上なのに、「75%以上」の薬局で加算を認めるのはおかしいだろう、ということです。

このような基準なので、加算を取得している保険薬局の割合は全国平均で73.9%となっており、なかには9割を超えている薬局が算定している都道府県もあります。
既に現行の加算制度では、これ以上使用割合を高める機能を期待することができない状態にある。と言われています。

 

②医療費節減効果は1兆8,619億円

Twitter上では、「加算制度が廃止されるなら、後発品じゃなくて先発品を調剤しよう」みたいな発言が見られますが
現在、後発医薬品への変更により、どれくらいの医療費の節減効果(本来は、節減効果とは言わずに「適正効果」というらしい)があるのかご存じですか?

厚生労働省の推計では、令和2年度は1兆8,619億円となっています。

この1.8兆円の医療費節減に取り組むために、保険薬局に報酬として与えられているのが約1,200億円(↓)です。

この点について財務省がどのように言っているかというと
「使用割合目標未達の都府県が、令和5年度末までに、仮に政府目標80%に到達した場合の医療費適正効果額を推計したところ、効果額の増加分は200億円程度と考えられる。」ということです。

つまり、年間で保険薬局に1,200億円の報酬を与えても、節減効果の増加額は200億円にしかならない。ということです。
財務省の方の中では、1兆8,619億円の節減額が下がらないのが前提で、年間1,200億円の報酬で1兆8,19億円程度(200億円UP)にしかならないから効率悪いよね!ってことなんだろうと思います(間違ってたらごめんなさい)

「後発品じゃなくて先発品を調剤しよう」というご意見も分かります……が

ただし、そう簡単なことではありません。
ご存じのように、平成30年度の調剤報酬改定で「減算」が出てきました。
現在は40%以下ですが、これが上がるかもしれません(というか上がるでしょう)

財務省のコメントでは
減算については、適用が181件と極めて限定されており、期待した効果が発揮されておらず、都道府県ごとのばらつきが大きい中で、使用促進の取組が遅れている自治体を底上げするためには、対象範囲を大幅に拡大するなど減算を中心とした制度に見直すべきではないか。とあります。

 

③今後の改善点・検討の方向性

「加算の廃止」ということは無いかと思います。
もしそうなれば、減算になる割合ギリギリまで下げる薬局も増えるでしょうし

ただし、平均が78.3%で、しかも目標が80なのに、算定基準が75%以上というの違和感があるので、最低基準割合が上がる可能性があると思います。
また、減算の基準が40%から上がることも考えれます。

次回の調剤報酬改定は、現在の内容から大きな変更はないという話も聞きますが(あくまで空耳レベルです)、中身の数字が変わる可能性はありそうですね

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

 

 

<参考資料>
予算執行調査(財務省)

予算執行調査資料 総括調査票(令和3年6月公表分), 診療報酬(後発医薬品関係)

 

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