時事ネタ

費用対効果評価

こんにちは😃
最近、忙しいことを理由にYoutubeは完全にストップしている薬剤師の岩出です😆
今回、ブログで紹介するYoutube動画のサムネだけ変えました(笑)
今年はブログの毎日更新を頑張ります❗️

昨年4月ごろから言われている医薬品の費用対効果評価についてご紹介します。

 

    

費用対効果の考え方

既存技術(A)と新技術(B)はどちらが効率的ですか?

患者100人あたりの費用と効果
・・・・・費用   効果(生存数)
A: 5,000万円   50人
B:20,000 万円     80人

1人救命するに当たり、どの程度の費用がかかるのか考えると

・・・・・費用   効果(生存数)
A: 5,000万円   50人 →100万円(1人救命あたり)
B:20,000 万円     80人 →250万円(1人救命あたり)

 

このようになった時に、「Aの方か効率が高いのでAの治療法を使おう」となるかというと、医療ではそうはいきません。
医療としてはより効果の高い技術を求めるからです。
新技術(B)では、患者100人に対して、80人も救うことができます。

 

そこで、「新技術(B)の既存技術(A)に対する増分費用効果比を勘案」して、効率性を評価することがポイントとなります。

患者100人あたりの費用と効果
・・・・・費用   効果(生存数)
A: 5,000万円   50人 →100万円(1人救命あたり)
B:20,000 万円     80人 →250万円(1人救命あたり)

A→Bの増分費用効果比 =20,000万円-5,000万円/80人-50人 500万円(1人救命あたり)

この1人を救命するために500万円多く払う価値があるのか、ないのかを考えます。

大学院の時にQALYなんてのも習いましたが、ちょっとよく理解していないので評価方法などは分かりませんが(笑)
医療では単に効率的だからという理由で選択はできないということです。

 

費用対効果評価の運用開始

2019年4月より費用対効果評価の運用が開始していますが、まだまだ薬価決定に活用はできていません。

現在は、いったん保険収載された医薬品の、価格の調整に用いられています。
費用対効果評価の対象品目は以下になります。

当たり前ですが、高い薬が多いです。
日本最高薬価のゾルゲンスマも入っています。

ゾルゲンスマについてはこちら👇

 

海外では、費用体効果評価を取り入れた評価が行われています。イギリスでは、費用体効果評価を行うNICEと呼ばれる専門の機関があります。
医師、薬剤師、医療経済学者、疫学者、生物統計家などの専門家が担当しているようです。
日本では専門家が少なく、今後の課題とされています。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

 

 

<参考資料>
今後の医薬品等の費用対効果評価の活用について(令和2年10月28日厚生労働省保険局)

医療技術の費用対効果の評価と活用(中医協 費-2 24.5.23)

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