時事ネタ

小林化工 取扱い全品目 出荷停止

こんにちは😃
ドイツがロックダウンを強化しましたね!
商店の営業を禁止し、学校も原則閉鎖ということで
日本はとうとうGoToトラベルの全国一斉停止が発表されました。
薬剤師の岩出です😅

今日は本当にギリギリ…ホンマに時間なかったけど、何とか書けました笑
今年はブログの毎日更新を頑張ります❗️

今日は、中医協で薬価改定の話がされている裏で、大きな問題になっているイトラコナゾール錠50「MEEK」について書きたいと思います。

 

リルマザホン(不眠症薬)

経口抗真菌剤イトラコナゾール錠50「MEEK」にリルマザホン(先発名:リスミー)が混入していたということです(皆さん知ってますね)

2020年12月11日の小林化工の報告で、今回、誤ってリルマザホンが混入したイトラコナゾール錠50「MEEK」(誤混入薬)を受け取った患者は364名で、全ての患者が特定でき、服用中止の連絡も完了したということです。

リルマザホンは、適応が不眠症であり、短時間型(半減期が6~12時間程度)です。
Tmaxも3.0時間です。

リルマザホンは通常、1~2mgで飲む薬で、今回、誤混入薬1錠中にリルマザホンが最大用量の2.5倍含まれていたということから、1錠中にリルマザホンが5mg含まれていたという計算になります。

イトラコナゾールは、通常100~200mg/日で飲む薬なので、今回のイトラコナゾール錠50「MEEK」(誤混入薬)であれば、1日に2~4錠飲むことになります。
そうすると、1日にリルマザホンを10~20mg飲むことに???
眠たいどころではないと思います。
1錠飲んでも眠いのに、最大で10倍量を飲んだことになるので、すごい眠気だったと思います。

12月14日時点での副作用報告数は135件とのことです。
全対象患者が364名から考えると、これだけの量が誤混入して135名は少なくて良かったなと思います。
残念ながら1名がお亡くなりになられましたが、これ以上増えないことを願っております。

 

販売製品全品目を出荷停止

皆さんの薬局にも届いていると思いますが、小林化工が製造する販売製品全品目を出荷停止するとのことです。

イトラコナゾール錠50「MEEK」は、販売元はMeiji Seikaファルマですが、製造は小林化工であり、Meiji Seikaファルマが小林化工の現地調査を開始しているようです。
そして、小林化工が製造する販売製品全品目を出荷停止すると発表しています。
調査期間だけなのかは分かりませんが、他の製品の製造工程でも問題あれば、数ヶ月〜1年程度は出荷しない可能性があります。

小林化工の医薬品を在庫している薬局は、他社メーカーへの変更をお勧めします。

こんなことは通常は怒らないのですが、改めて薬の怖さを実感しました。
服薬指導で患者さんが話された副作用で
「そんな副作用は添付文書に書いてないから関係ないやろ…」って思ったことがあります。
しかし、今回のようなことは普通は起きないですが
このような患者さんの訴えを聴いて、対応する力が薬剤師に求めらえると思います。

添付文書に書いていることでしか対応できないなら、AIで十分と言うか、Google先生で十分です。

患者さんの声を聴くことは本当に大切だなと改めて思いました。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

<参考資料>
イトラコナゾール錠50・100・200「MEEK」に関する重要なお知らせ

-時事ネタ
-, , , , , ,

© 2021 岩出賢太郎 薬剤師の“わ” Powered by AFFINGER5

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。