時事ネタ 保険薬局関係

薬学部…多くない?

こんにちは😃
薬剤師の岩出です。

2021年4月より、新たに薬学部が2つ増えました。
増えたのは、和歌山県立医科大学薬学部(公立)と湘南医療大学薬学部(私立)の2大学です。

これで、薬学部・薬科大学は合計78大学(国立14+公立5+私立59)になりました❗️
数が間違ってたらごめんなさい😅
こんなに沢山あるってことが分かっていただきたいです。

最近、将来は薬剤師が過剰になるという予測が発表されれました(→薬剤師 過剰時代)。また、薬学部・薬科大学の定員割れが起きている状況です(→6年制私立薬学部 全入学時代
そんな状況で、まだ薬学部・薬科大学は必要なのでしょうか?

「第8回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」で提出された「第106回薬剤師国家試験について」という資料を見ながら考えたいと思います。

※イチ薬剤師の勝手な意見ですので、ご理解をお願い致します🙇🏻

 

薬剤師国家試験の合格状況

国家試験の合格状況の推移です。
ここ最近の合格率は7割程度で、合格者数は1万人前後になっています。
大学数は増えていますが、新しく薬剤師になる人数はほぼ一定です。
合格率を見ると、4年制の時よりも低くなっているように思います。

大学数が増えて学生が増えていますが、合格率は下がっている傾向にあります。

 

国家試験未受験者

各大学別の合格者、不合格者と未受験者の数のグラフです。
国立は、出願者がほとんど全員国家試験を受けていますが、私立では、グレーのバーである「未受験者」が目立ちます。
半分以上が未受験者の大学もあります。

106回の薬剤師国家試験では、国家試験の出願が1月の4~14日にありました。
おそらく、その頃にはまだ最後の卒業試験が終わっておらず、最後の卒業試験の結果をふまえて卒業が決まるので、受験できない学生がいるのだと思います。

このグラフは、6回生(6年生)に上がって国家試験の願書を出したけど、受験できなかった人の状況ですが、6年生に上がれなかった人もいるはず

一体、入学してどれだけの学生がストレートで国家試験を受けているのでしょうか?

 

ストレートで合格

今回の106回薬剤師国家試験(私立大学のみ)で見ると、ストレートで合格した人の割合は約6割❗️
大学によっては、6年間でストレートで合格した人が2~3割の大学もあります。

6年制私立薬学部 全入学時代」に薬学部の定員割れ状況の表を掲載していますが、定員割れの大学ほど、ストレートで合格する割合が低いように感じます…

今は、誰でも薬学部に入れいる全入学の状況で、薬学部には入ったものの、ストレートで国家試験に合格することが難しい状況です。
そのような状況で、今後も薬学部・薬科大学を増やすのはどうかと思います。

誰にでもチャンスは与えられるべきですし、試験で薬剤師の能力が決まるとも思いません。
が、こんなに多くなくても良いのではというのが私の意見です😅

今後も薬学部の設置を検討している大学もあるようですが、定員割れが出ている状況で、もう要らないと思うのですが…

 

ちなみに、こんなデータもありました

 

 

<参考資料>
第8回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(ペーパーレス・Web会議)資料

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