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レムデシビルは効果があるのか?ないのか?

こんにちは😃
週末でちょっと疲れてきている薬剤師の岩出です。
今一番欲しいのは、元気になれる素です(皆さんそうですよねw)

昨日、正式に大学院の入学をお断りしました。
目的を見直し、今後のことを考えたら今ではない!という結論に
大学院はいつでも行けますが、会社の成長の時期は今しかない(なんて笑)

今年はブログの毎日更新を頑張ります❗️

 

レムデシビルについて、WHOはレムデシビルと他の薬剤(ヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビル、インターフェロン)について、コロナウイルスに関連する死亡率の改善に効果が認められないと中間発表しています。

一方、FADはレムデシビルについて、コロナウイルス感染症入院患者の回復期間の短縮から、新型コロナウイルス感染症治療薬として承認しました。

WHOは効果がみられないと発表し、FDAは治療薬として承認。
レムデシビルは効果があるのか?効果がないのか?

本日は、WHOが根拠としているデータをご紹介し、明日はFDAが根拠としているデータについてご紹介します。

 

30カ国以上に及ぶこの研究のデータ

WHOは10月15日に
Solidarity Therapeutics Trial produces conclusive evidence on the effectiveness of repurposed drugs for COVID-19 in record time
連帯治療試験は、記録的な速さでCOVID-19に対する再利用された薬剤の有効性に関する決定的な証拠を生み出す

WHOの専門家グループは、4つの再利用された抗ウイルス薬(レムデシビル、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル、インターフェロン)の入院したCOVID-19での死亡率試験を推奨しました。

30か国の405の病院で、11,266人の成人が無作為化され、2,750人がレムデシビル、954人がヒドロキシクロロキン、1,411人がロピナビル、651人がインターフェロンとロピナビル、1,412人がインターフェロンのみ、4,088人が治験薬を割り当てていませんでした。

PICOにすると
P:COVID-19の診断で入院し、72時間以内に他の場所への移送が予想されず、治験薬を投与されたことが知られていない18歳以上の者
I:レムデシビル、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビル、インターフェロンのいずれか
C:薬剤なし(同じ管理を同時に割り当てた。標準治療)
O:(主)中等度のCOVIDの患者と重度の患者の院内死亡率、(副)人口呼吸開始と入院期間

中間発表の結果ですが、研究規模としては大きいと思います。

 

レムデシビルの効果認めず

下図は、(a) レムデシビル、 (b) ヒドロキシクロロキン、(c)ロピナビ、 and (d) インターフェロン についての28日間の院内死亡率の結果です。

結果、今回の研究の主な目的である死亡率について、どの薬においても死亡率の減少はみられなかったとのことです。
上の図を見るとコントロールとの差はみられません。
見た目ですが、ほとんど重なってます。
そして、人口呼吸の開始や入院期間についても減少は認められないようです。

 

今回は4つの医薬品でしたが、今後は他の医薬品についても研究されると思います。
中間報告であること、調査方法が異なることから、レムデシビルを開発したギリアド・サイエンシズは当然反論しています。

明日は、FDAやギリアド・サイエンシズが支持している、レムデシビルの効果を示されているデータをご紹介します!

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

 

<参考資料>
Solidarity Therapeutics Trial produces conclusive evidence on the effectiveness of repurposed drugs for COVID-19 in record time

Repurposed antiviral drugs for COVID-19 –interim WHO SOLIDARITY trial results

Remdesivir for the Treatment of Covid-19 — Final Report

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