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アンチドーピング

こんにちは😃
今年はスポーツファーマシストの資格更新年なのでeラーニングを受講したのですが、それがやっと終わりました(思ったよりeラーニング長かった~)
ただ、まったくスポーツファーマシストの資格を活用できていない薬剤師の岩出です😅(そろそろ更新もやめようかな)

東京オリンピックが終わりましたが、やはり今回もドーピング違反の話が出ました❗️

英国ウジャから禁止薬物が検出で資格停止 五輪リレー銀メダルも剥奪へ

今回はこのドーピング行為について書きたいと思います。

 

ドーピング違反とは

ドーピング違反というと、私が思い出すのはベンジョンソン(私も歳をとったなぁw)
ステロイドの使用で金メダルがはく奪になりました。

ドーピングというと筋肉増強剤の使用をイメージすると思いますが、「アンチ・ドーピング規則違反」は11項目あり、筋肉増強剤の使用(正式には、採取した検体に禁止物質が存在する)はその1つです

その他にも、「3.ドーピング検査を拒否または避けること」や「11.通報に対して報復すること」などがあります。
禁止物質が尿や血液から検出される事例が多いと思いますが、このような事がドーピング違反となります。

トップアスリートになると、位置情報を伝えないとドーピング規則違反になるようです「4.居場所情報関連の義務を果たさないこと」

今回の英国選手は、ドーピング検査で禁止物質が検出されたので、11項目の「1」の疑いがある状況です。

 

蛋白同化薬

今回検出された物質は、オスタリン(エノボサルム)とS-23と言わる物質です。
全く知らない物質ですね~😅

オスタリンは、2019年代のアメリカにおいて、さまざまなサプリメントに微量に含有されていた事例があったようで、それを知らずに摂取した選手が6カ月の出場停止処分を受けたようです。

どちらの物資も選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)というものに分類される物質です。
SERM( 選択的エストロゲン受容体モジュレーター)は、エビスタやビビアントという骨粗鬆症の薬で聞いたことがありますが、SARMは知りませんね~😩

選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)の治療薬はまだ世の中にないと思います。
SARMに分類される物質は、癌悪液質およびサルコペニアの治療薬として研究・開発されており、研究では筋肉のサイズと強度を高める可能性がかなりあることが示されています。

よって、今回検出された2つの禁止物質は、WADA(World Anti-Doping Agency :世界アンチ・ドーピング機関)禁止表の「S1」蛋白同化薬に分類されます。

禁止表にも「エノボサルム(オスタリン)」って書いてました!

現在は暫定的な資格停止処分ということで、今後ドーピング違反になるか、ならないかが確定するようです。

以前は、公開しているメールアドレスにアンチドーピングの質問が来たりしたのですが、ここ最近はまったくないですね~😅
まったく資格を活用していませんが、年に1回はドーピング検査のニュースが出るので、その度に勉強したいと思います(笑)

最後まで読んでいただき
ありがとうございました🙇🏻

 

<参考資料>
世界アンチ・ドーピング規程 2021(日本語翻訳)

2021年禁止表国際基準(日本語/英語 併記) 

Targeting new performance enhancing drugs in doping controls: Selective androgen receptor modulators (SARMs)

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